ベジタリアン調味料のおはなし(ダシのおはなし)
最近、食の欧米化によって古き良き日本の食習慣であった「ダシ」の文化が無くなりつつあります。
代わって出てきたのは化学調味料による均一化された味です。この均一化された化学調味料の味が、日本人の味覚を根底から狂わせてきました。
化学調味料は摂りすぎるとシビレ、呼吸困難などの急性毒性を起こすだけでなく、脳細胞の損傷、催奇形性、生殖異常、網膜損傷などの毒性があることを、世界中の研究者が指摘しています。 |
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体重50kgの人で1日6gまで
アメリカのワシントン大学の学者の報告によると「生まれたばかりのねずみに体重1kgあたり3mg以上のグルタミン酸ナトリウムを注射すると中枢神経に損傷をもたらし、肝臓脂肪変性、卵巣、子宮の発育不良を起こした」と報告し、世界に衝撃を与えました。
『○の素』の有害性は海外でも調査され、国連FAO(食料農業機構)やWHO(世界保健機構)でも、グルタミン酸ナトリウムの1日の許容量を「体重1kgあたり1日120mg(体重50kgの人で1日6g)」という安全基準を定めています。
日本でも旧厚生省とメーカー団体が研究して「1度に3g以内にとどまっていれば安全」という目安を発表していますが、アメリカの研究では1,5gで発症したケースも発表されていますから安全かどうかは疑問です。
化学調味料は特に脳細胞への有害物の侵入を防ぐ脳血管関門のまだ未発達な胎児や乳幼児はダイレクトに神経興奮毒性の害を受けやすく、神経細胞のニューロンがグルタミン酸の投与で破壊されていることが確認されています。
ほんだし=ニセだしである
化学調味料の害が一般的に知られるようになってから、さすがに『○の素』をそのまま料理に使う人は減ってきました。そこで最近は「『○の素』は体に良くないから、うちは『ほんだし』を使っているの。」という会話を耳にするのですが、実はここで悲しい現実をお知らせしなければなりません。
下の円グラフは東京都消費者センターで調べた粉末及び顆粒だしと液体だしの中身です。
『○の素』と食塩と糖分が8割を占めています。
これが市販されているだしの現状なのです。『ほんだし』以外でも『めんつゆ』や『焼肉のたれ』、『ドレッシング』などもメーカーが宣伝しているような天然調味料ではなく、化学合成品の食品添加物を加えて作る粗悪品です。
買い物をする時に食品の裏側のラベルをよく見て、(アミノ酸等)と書かれていたら、それが化学調味料のグルタミン酸ナトリウムです!注意深くみるとほとんどの食品に含まれていて、化学調味料の入っていないものを探す方がとても困難な現状なのがわかります!
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体にやさしくてとっても美味なコレ!!
ヴィーガン・ベジタリアンのおすすめダシ
注目素材は3つ!! 昔ながらの昆布と椎茸、そして新食材の茶樹きのこ(ちゃじゅきのこ)
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私たちの健康を維持するために必要な食物繊維は、次にあげる6つの作用があることが分かりました。
1.便秘の解消
2.肥満防止
3.腸内の有用菌を増やす
4.血圧降下作用
5.コレステロールを下げる
6.大腸癌予防 など
干し椎茸には、なんとこの食物繊維が43%も含まれています!
また、味覚障害や免疫低下、精力減退などを予防する亜鉛も多く含まれ、亜鉛欠乏を防ぎます。
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昆布に含まれるヨードは人の甲状腺ホルモン(チロキシン)の主要成分で、新陳代謝を促進させる作用があり、幼児には発育を促すことから、チェルノブイリ原発事故の際子供たちにヨードを飲ませ、放射性物質を体外に排出させました。
また、昆布の4分の1〜3分の1を占めるアルギン酸は食物繊維と同じ働きをします。腸のぜん動を促し排泄を促進させますから、便秘の方にはおすすめの食材です。
また、昆布は高いアルカリ食品で、酸性食品の中和能力はニンジンの62,5倍もあり、昆布のひとかけら(1g)を食べれば、ニンジン1本を食べたのと同じだけの効果があるのです。
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茶樹きのこは旨味成分が豊富に含まれており、強く旨味を感じるエビやステーキなどと比べても高く、天然のグルタミン酸含有量が椎茸の4,2倍、昆布の約9,8倍も含まれています。
体を作るたんぱく質は20種類のアミノ酸から出来ています。そのうち8種は必須アミノ酸といって体内で合成できないため。食べ物の中から摂取しなければなりません。茶樹きのこは、この必須アミノ酸のほとんどを含有した優れた食品です。
また、体を守る免疫機能を高めるβグルカンがアガリクス茸の2倍以上も含まれています。
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これら3つの注目素材が全部入ったダシの素はコレ!!
体に良い!美味しい!
ティーパックタイプの100%植物だし
ベジタスープの素
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