なぜベジタリアンが急増中?
世界の肉食の現状
常に時代をリードするアメリカやヨーロッパでは、今新しい食習慣が生まれています。
その食事の内容は私たち日本人にとって「古き良き食習慣」でした。
それは未精白の穀物と豆類、新鮮な野菜と果物、イモ類や種子類、そしてナッツや海藻、きのこなどの植物性食品を中心とした、いわゆるベジタリアンの食事です。
この食事は有名なトッップスターやトップモデル、トップアスリートなどのセレブ層やインテリ層、ロハス層など、様々なジャンルの人達が取り入れて話題を集めています。
<ベジタリアンの現状>
アメリカ |
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2000万人 (2002年) |
イギリス |
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狂牛病以降、毎週2000人増加 |
フランス |
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新スタイル「ヌーヴォ・ベジタリアン」が短期間で20万人増加 |
ドイツ |
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660万人 |
イタリア |
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もともと150万人いたベジタリアンが狂牛病以降250万人に! |
オランダ |
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国の目標として2030年までに肉の消費を70%減らすことを掲げる。 |
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なぜ肉食文化の国々でベジタリアンが増加していったのでしょうか?
その理由をたどって行くと3つの理由が浮かび上がってきます。
肉食をしなくなった「3つ」の理由
1、人の体に良くないことが分かってきたから |
(からだのため)
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2、肉食と環境問題のつながりが分かってきたから |
(環境のため)
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3、動物と人は同胞であり仲間であるから |
(動物のため)
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ベジタリアンになるきっかけは人それぞれです。
最近の日本ではヘルシーブームとマクロビオティックの影響をうけて若い女性のベジタリアンが増加しています。
それでも日本の肉食の現状を見てみると、ますます肉食中心(動物性食品中心)の傾向がみられます。
これは中国や韓国と同じ傾向です。
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